見放題ホラー「ゾンビランド」キターっ！
ちょうど「また見たい」と思っていた近頃でした。U-NEXTの見放題動画に「ゾンビランド（2009）」が追加されました。ジョージ・Ａ・ロメロの正統派ゾンビスタイルを継承しながらも型破りのストーリーで笑わしてくれるコメディ・ゾンビ映画。強くなければ生き残れないはずのゾンビの世界に「引きこもり」が生き残っています。神経質で胃腸の弱いヒッキーのオタは弱いです。友達も親しい家族も親戚もいない孤独な彼が生き残るために作りあげた「32のルール」。ゾンビがいないとウワサの遊園地を目指してルール違反の仲間たちとサバイバル。すんごい癖のあるキャラたちです。肩肘張らずにゆる～く見れるゾンビ映画。コメディあり、アクションあり、ゾンビ要素もしっかり。
とにかく怖いゾンビ映画を見たいという方には「28日後」のようなゾンビたちをオススメしますが、ある意味あたらしいゾンビ映画の一つとして「ゾンビランド」はナイスです。ゾンビ好きなら話のタネとして見といて損はない作品なのでお試しあれ。
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ホラー見るならゾンビ映画が至高
映画の閲覧本数は容易には負けません。いや本当に、見たというだけなら普通の生活をしていたら簡単には私に勝るわけがないのです。悲しい悲しい物語。それはさておき、数々の映画を見るだけは観た私が、密かに愛してやまないのがホラー映画。中でも一番なのはゾンビ映画です。
今でこそゾンビ映画は一つのジャンルとして確立されていますが、ゾンビと言うのは元々アフリカのヴードゥー教などで信じられている霊魂や「生ける死体」をルーツとしていて、現代の私たちが認識しているような「ゾンビ」が広まったのは映画によります。
ゾンビが最初に登場した映画は恐怖城（ホワイト・ゾンビ/White Zombie 1932）と言われています。白黒映画の時代からゾンビの映画は存在するのです。ところがその頃のゾンビというのはブードゥーの黒魔術により人為的に人間がゾンビにされ、術者に操られるというスタイルをとっていました。今のようなゾンビが表れるのは恐怖城から３０年以上も後のお話です。現在のゾンビの元を作ったのがホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ（George Andrew Romero)監督。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド（1968）」や「ゾンビ（1978）」はとっても有名ですね。私はロメロのスタイルを受け継いだものを正統派ゾンビ映画と呼んでいます。その他のスタイルを異端であるとか邪道であるなどとは言いませんが、ロメロスタイルが創造するゾンビの姿が人を震え上がらせるジャンルの映画として完璧なもののように思えるのです。私にとってホラー映画とはどうだとかゾンビとは何かとか…言い始めたらキリがなく面白くないお話が続くのでやめにしますが、とにかくゾンビに魅せられて、あらゆるジャンルの映画の中でもゾンビ映画にだけは真っ先に食いつきます。見方を変えれば癒されるジャンルなんですよね。ゾンビ映画は。ホラー映画を見る人には色んな見方をされる人がいると思いますが、みなさんはどんなタイプでしょうか。怖い物見たさ。演技、手法、映像技術を楽しみたい。強いヒーロー・ヒロインがゾンビをバッタバッタなぎ倒す爽快感を味わいたい。恐怖の中にある人間ドラマを見たい。絶望的な映画の世界に自分を投げ込んで疑似的サバイバルを味わう。ただ単純に残虐な映像が好きという人は…映画よりその人の方が怖いかも。
