戦争ゲームなら航空機や艦船、兵器についても知っておきたい。ＦＰＳゲームならその世界観も味わいたい。「One Shot One kill（ワンショットワンキル）」。スナイパーは一撃必殺。スナイパーとしての身のこなしや狙撃描写がリアルに描かれた作品の一つを紹介。
「山猫は眠らない（1992）」
こちらはトム・ベレンジャー主演の人気シリーズ「山猫は眠らない」の第1作目。米国のアクション映画です。米国公開が1992年、日本での公開は翌年1993年でした。原題はその名の通り「Sniper(スナイパー)」。トーマス・ベケットのモデルは実在の人物でベトナム戦争で英雄的活躍をした”カルロス・ハスコック”。通称ホワイト・フェザーのあのお方ですね。2000ｍ越えの狙撃実績とかしてます。スピルバーグの映画「プライベート・ライアン」に登場するスナイパーもカルロス・ハスコックがモデルです。まさにゴルゴ１３。デューク東郷も彼の影響を多大に受けていますね。
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トム・ベンジャー扮するトーマス・ベケットはアメリカ海兵隊のスナイパー。経験豊富な彼はそれまでの狙撃任務遂行中に多くの観測手（スポッター、オブザーバー）を失ってきた。観測手という役割はスナイパーを狙撃に集中させるために、周囲の状況を確認や情報伝達、援護を行う人員でいわば狙撃手の相棒のような存在です。
今回の暗殺任務はトーマス・ベケットとリチャード・ミラー（ビリー・ゼイン）の二人がパナマの麻薬組織を率いる男を狙います。組織のボスを仕留めるものの、初の実戦経験であったミラーがショック状態になり、ベケットも将軍に捕われてしまう・・・
続編は「山猫は眠らない2 狙撃手の掟」「山猫は眠らない3 決別の照準」「山猫は眠らない4 復活の銃弾」「山猫は眠らない5 反逆の銃痕」ハマル人はハマル狙撃手映画でございます。
「山猫は眠らない」キャスト
トーマス・ベケット：トム・ベレンジャー
リチャード・ミラー：ビリー・ゼイン
チェスター・ヴァン・ダム：J・T・ウォルシュ
パピッチ伍長：エイデン・ヤング
エル・ミハーノ：ケン・ラドリー
大統領：ゲイリー・スワンソン
ワイネス大佐：ハンク・ギャレット
アルバレス将軍：フレデリック・ミラグリオッタ
