日本で最も有名な犬の物語「忠犬ハチ公」。今では犬を愛する世界中の人に知られる存在になっています。東京渋谷の駅前で飼主の亡き後も10年間も健気にご主人を待ち続けた秋田犬のお話です。映画「ハチ公物語（1987）」は大正から昭和初期にかけて起きた実話をもとに描かれた作品。文部省選定、教育上の価値もとても高い映画だと思います。
当時の文部省の他、東京都知事推奨、日本PTA全国協議会特別推薦、東京都教職員組合推薦、大阪府教育委員会推選。㈳日本動物保護管理協会推薦、㈳日本ケンネルクラブ推薦、日本ペンクラブ推薦、防衛庁共済組合本部推薦、他多数の諸団体がハチ公物語を推薦しています。渋谷の駅前には今もシンボルとしてハチ公の銅像が建てられておりますが、映画を見終わった後にはきっとハチに会いに行きたくなります。
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日本を代表する本当にお薦めできる映画作品です。泣けます。心を動かされます。1987年公開の古い映画なので、まだ見たことがないないという方には一度は見ていただきたい。現在dTVにて配信中。無料期間のみを利用して視聴できますのでぜひこの機会に名作映画「ハチ公物語」をお楽しみください。※投稿時の情報です。お読み頂いている時点で変更されている場合もありますので配信内容についてはdTV公式サイトもご覧ください。
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ハチ公物語 あらすじ
秋田犬を飼ってみたいという東京渋谷の大学教授、上野秀次郎のもとに仔犬がやって来る。仔犬の面倒を見ると言っていた一人娘の千鶴子だったがまもなく妊娠し、結婚にともない上野家を出ていく。仔犬の世話は上野教授が引き受けることになった。彼は仔犬にハチと名付け大切に育て上げる。
いつからか教授を渋谷駅まで送り迎えするのがハチの日課になっていた。雨の日も雪の日も教授を送り迎えするハチの姿を町のみんなが暖かな眼差しで見守っていた。ある朝、上野教授は脳溢血で帰らぬ人となる。上野宅は売られハチは浅草の土木業者に引き取られた。
しかしハチは上野家での生活を忘れることはできず、業者のもとから何度となく抜け出しては上野宅のあった渋谷の家を訪れる。そして決まって午後５時半になるとハチは渋谷駅に上野教授を向かえに行くのだった。野良犬のような姿になっても、雨の日も雪の日も教授の帰りを待ち続けて…。
忠犬ハチ公
実話をもとに作られた映画「ハチ公物語」。脚本の段階で史実上のハチ公とは異なる創作が少なからず加えられています。登場人物の実際の姿や上野氏の死後のハチの生活など興味のある方はぜひ調べてみてください。
HACHI 約束の犬(2009)
2009年公開の「HACHI 約束の犬」はハチ公物語がアメリカ映画としてリメイクされた作品です。主演・制作に携わったリチャード・ギア氏も実は大の犬好きとして知られています。主演はリチャード・ギア。舞台を大正・昭和の日本から現代のアメリカ東海岸の街へと変更し新しいHACHIの物語として制作されました。
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